「こだわりが強い子」と一括りにしても、
こだわりにも色々ありますが、
息子の場合、
紙に書いてあるとおりにお道具箱を入れ、学校に持っていくのに
「お道具箱の中が崩れる」
ランドセルの教科書が自分の思った通りに入っていないとキレる
先生が出張でいない日は行けない!不安!
そんな日々でした…
その譲らない「こだわり」は何故なのか?
息子は発達凸凹グレーで、ASD傾向が強いタイプですが、そのこだわりは次のようになります
①変化を嫌う
自分ルールやこだわり習慣を持ち、それに対する変化を受け入れることは苦手です
そのルールや習慣が少しでも変更されるとパニックや癇癪になることがある
②繰り返し行動が好き
気に入った遊びや刺激・行動・言葉を何度も楽しむことがあり、執着があるため、終わらせたり、なかなか切り替えられないということがある
③新しいことや環境を嫌う
初めてのことや慣れない環境、見通しの持てないこと(何が起こるかわからない・想定できない)を嫌う
こだわりなのか?融通がきかないのか?
当時の私は息子の地雷を踏んではいけないと気を遣い…
それでも理解できないマイルール、頑固なこだわりに…
精神的にとても不安定でした。
私の不安定さは子どもにも影響し、家族がギクシャクし始めました
コミュニケーションを学び、子育ての軸を手に入れて、家族関係が改善し、
子供の困りごとを改善するための研究の中で、
そのこだわりの原因についてまとめてみました
ASD傾向の脳の発達は、インプットから
後頭葉が先に発達することで、入ってきた情報を処理することが苦手です
新しい何かが起こった時、判断・切り替えが上手くできないことがあります
こういう脳の特性を理解できると、
初めてのことを嫌う理由、変化を嫌う理由も、分かります。
そんな自分ではどうにもならないもどかしさの中で生きていて、
定型発達の子どもと比べられ、怒られたり、注意されるような出来事が起こることで
不安になったり、繊細さが増したり、癇癪を起こしたり
二次障害のような事が起こってしまいます
こだわりが強いもうお手上げ
もっとしっかりしつけないとダメなことはダメと教えないと
そんな風に子育てを頑張っていました
理由が分かれば、接し方も変えていけます。