いつも子育てお疲れ様です
強いこだわりを持っていて、育てにくい…
自分の意見を曲げない
母子分離不安っ子の
柔軟な思考力をおうちで育てる専門家
玉中ともみです
6月ですね
6月は不安を感じやすい子の落とし穴になりがちな月って知っていますか?
学校に慣れてきたはずなのに…
今更、行き渋り?
付き添わなきゃいけない距離が長くなってる
これ、逆戻りな行動ではありません
実は、発達に凸凹のある子どもは空気を読めることで
スタートを頑張る傾向にあります
ひといちばい敏感に
「〇年生になった」「新学期、頑張らなきゃ」
という周囲の空気を感じ取り、頑張ります
ママも4月・5月には背中を押したり、
サポート多めで挑むことが多くなりますよね。
その4月・5月の頑張りの疲れが出てくる頃が6月
おまけに天気も雨だったり、蒸し暑かったり、朝晩がまだ寒かったり
小さな体調の不調ももちろん影響します。
「あぁ行きたくないな…」
そんな6月こそ対応がとっても大切なんです
4月は新学期、どうしても気持ちが落ち着かないことは当たり前
繊細な母子分離不安っ子なら、なおさらです。
更に社会科見学や参観日、
最近では春の運動会も多く、
楽しいばかりではなく、疲れもたまってきます
6月、さて次はプールも始まる
「楽しみ!」と言う言葉の中に
・上手く泳げるかな?
・忘れ物したらどうしよう
・どこで着替えるのかな
・トイレ行きたくなったらどうしよう
大人にとっては小さなことまで、たくさんの不安を含んでいることは
理解しておいて下さいね
子どもが行き渋る時、それはSOS!
「何か不安に思ってるかな?」
ママが優しい顔と優しい口調で聞いてくれると不安を吐き出しやすくなります。
ゆっくり待って
子どもの口から不安が出てきたときは
「そっか、気持ちを話してくれてうれしい」と伝えます
素直な気持ちを話せる子には
「どうしたい?」と決めてもらうのがベストです
ここでNGになるのは
「大丈夫だよ!」「前は出来てたんだから」
というセリフです
実は、「休もうね」「行かなくていいよ」
もこだわりの強い子にはNGになる言葉です。
特に、思考の癖「~すべき」が強い子にとっては
「不安になったら休まなきゃいけない」
という思いが出来てしまったり
「不安になった日は休んでいい」と考えることで
どうしても自己効力感(どうにかする力)が育ちません
ここで大切なのは休むか休まないかではなく
自分で決定できるか?ということ
「今日は休みたい」と決めたら
「自分で決めれたんだね!4月からとっても頑張ってたね」
ママも子どももゆっくりリフレッシュして過ごしてくださいね
「休んでしまった…」という小さな罪悪感を残さないように
休みは思いっきり楽しむのがポイントです
少し早く帰宅することを選んだ時は
「〇時間まで行けたね!」とできたことのみを肯定しましょう
「学校まで行ってみる」と言って休んでしまっても
ママが注目するのは、学校まで歩けたことや、行こうと思ったこと
その気持ちが嬉しいことを伝えること
「明日は行けるよね?」
「明日も頑張ってね」と言う言葉は
プレッシャーに感じてしまうので逆効果気をつけましょう
「今日は、一緒に過ごせて楽しかったね」でOKです
6月、子どもの不安が強くになっているかもしれないこと
まずは知っておくこと、心の準備をしておくことが大切です